ウクライナ、IMFと条件履行・支援増で合意 「デフォルトは誰も望んでいない」=ゼレンシキー大統領

ウクライナ、IMFと条件履行・支援増で合意 「デフォルトは誰も望んでいない」=ゼレンシキー大統領

ウクルインフォルム
ウクライナは、国際通貨基金との間で、最大80億ドルの財政支援増加に合意した。

27日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領が与党の人民奉仕者党会派の会合後に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「毎日IMFとの協議が行われている。私たちは、支援増加に合意した。私は、毎日IMF、世銀、欧州復興開発銀行、各国首脳と対話している。今、私たちは少なくとも80億ドルは受け取ることができる。世銀や欧州復興開発銀行の支援も考えれば、私たちは100億ドルは少なくとも受け取れるであろう」と発言した。

その上で大統領は、IMFの支援条件が銀行法案と農地市場法案の採択なのだと説明した。

大統領はまた、国のデフォルトは望まないと発言した。大統領は、「月曜日に最高会議(臨時)会合が招集される。私たちは、この分野でできることは全て通さねばならない。誰も国のデフォルトなど望んでいない。私は、議員が私の言葉を聞き、そのようなこと(デフォルト)は起こらず、IMFをはじめとする国際機関のサポートが受けられると確信している。私たちがこれらの条件を履行しさえすれば、約15日間で私たちはウクライナ国家予算への最初のスピード・トランシュ、17.5億〜20億ドルを受けられるのだ」と強調した。

その際、大統領は、最高会議が農地市場法案の修正案を全て審議するのかどうかには、答えなかった。大統領は、「私と人民奉仕者党会派のイニシアティブはこうだ。私たちは、国有土地は今は売却しない、個人対象は最大100ヘクタールに縮小、法人対象は第二段階となるもので、2024年から最大1万ヘクタールとなる」と発言した。


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