米国・ウクライナ両国国防相が電話会談実施
ウクルインフォルム
8日、マーク・エスパー米国防長官は、ウクライナのアンドリー・タラン国防相と電話会談を実施し、米国がロシア侵略を受ける中でのウクライナの安全保障・国防強化を支持し続けることを伝えた。
同日、米国防省が電話会談の結果を公式ウェブサイトにて発表した。
発表には、「エスパー長官は、タラン氏の最近の国防相任命を歓迎し、またなロシア侵略に対する更なる効果的な防衛のためのウクライナ軍の能力強化プロセスのサポートを強調した」と書かれている。
また、同協議の内容は、米国・ウクライナ間の戦略的パートナーシップの強化と新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の世界的拡大の危機に関する意見交換に集中したとのこと。
発表には、エスパー長官がウクライナの安全保障問題における欧州諸国によるサポート強化が不可欠だと強調したと伝えられている。
また、タラン・ウクライナ国防相がウクライナは引き続き北大西洋条約機構(NATO)の原則と基準に従って防衛分野の変革を行うことを支持していると明言したと書かれている。
その際、エスパー長官は、「ウクライナの防衛改革の最近のプロセスを高く評価」し、タラン国防省に対して、更に安全で民主的なウクライナを達成すべく「勢いを維持」するよう呼びかけたとのこと。