アメリカはウクライナ東部のロシア軍の数に関する情報を有している:米国ウクライナ問題特別代表
ウクルインフォルム
アメリカは、ウクライナ東部ドンバス地方におけるロシア正規軍の数、組織、指揮系統に関する情報を有している。
24日、カート・ヴォルカー・アメリカ国防省ウクライナ問題担当特別代表がロシアの「モスクワのこだま」通信へのインタビューで発言した。
ヴォルカー特別代表は、「私たちには、ロシア正規軍と特別部隊の司令官、指揮系統、部隊の種類、資金供与手段、兵士の数に関する非常に優れた情報がある」と述べた。
そして、同特別代表は、ロシアは対ウクライナのハイブリッド戦争に正規軍のほかに契約兵を積極的に参加させているとしつつも、占領軍の軍集団の運営はロシア軍の将校が直接行っていると説明した。ヴォルカー特別代表は、「正規軍、正規の将校を含む指揮系統を通じ、ロシアの直接指揮と運営が行われているが、勢力の大半はロシアが金銭を支払う契約兵によって構成されている」と発言した。
以前、ヴォルカー特別代表は、アメリカとロシアにはドンバス地方への国連平和ミッション展開について深刻な意見の相違があると述べていた。