キーウ、緊急停電継続 露軍攻撃の影響続く
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ウクルインフォルム
ウクライナ首都キーウでは、前日のロシア軍による大規模ミサイル・無人機攻撃の被害により、10日も緊急停電が導入されている。
電力会社「DTEK」が伝えた。
DTEKは、「キーウでは、攻撃の影響とネットワークの過負荷により、緊急停電が導入されている。緊急停電は、エネルギーシステム上の決定的な不均衡を受けて発生するものであり、(編集注:計画停電の)スケジュールには基づかない」と伝えた。
また同社は、消費電力の大きな電気機器は順番に使用するように呼びかけ、「各1キロワットが共通の強靭性への貢献だ」と訴えた。
その後DTEK社は、テレグラム・チャンネルにて、前日のロシア軍の大規模攻撃以降、10日の時点でキーウ市の58万8000世帯への送電を復旧させたと伝えた。
加えて同社は、キーウ市ドニプロ側左岸(東側)では、約6万世帯が停電のままだと伝え、「今日中に全てのキーウ市民に光を取り戻すために、休まず働いている」と強調した。
同社は、キーウ左岸諸地区と右岸のホロシーウシキー地区とペチェルシキー地区では緊急停電が続いているが、他の地区では計画停電に戻りつつあると伝えた。
9日、国家非常事態庁キーウ市総局は、フェイスブック・アカウントにて、9日未明のロシア軍によるキーウへの大規模攻撃の後の被害除去作業が終了したと報告した。
同庁は、「(9日)17時時点で、ロシア軍攻撃による被害者は25人、その内5名は救助隊員だった。残念ながら、4名が死亡、32名が救出された」と伝えた。
ロシア軍のキーウへの攻撃の被害 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
ロシア軍のキーウへの攻撃の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム