ウクライナ情報機関関係者、ウクライナ捕虜を拷問した警察官のモスクワでの殺害を報告
ウクルインフォルム
ウクライナ国防省情報機関の関係者は、12月24日未明にロシア首都モスクワのエレツカヤ通りで、過去に対ウクライナ戦争に参加し、ウクライナ人捕虜に拷問を行ったロシア内務省職員2名が殺害されたと報告した。
情報総局関係者が伝えた。
関係者によれば、24日未明1時頃、地元の住民が、ロシアの侵略政策に反対する意思表示として、ロシア治安機関の職員2名を殺害したという。その男性は、警察署の近くに停まっていたパトカーに近付き、車両の窓の中に爆発物を投げ込み、これにより爆発が生じたという。
情報総局関係者は、爆発によりロシアの2名の警察官が現場で死亡し、他2名が重傷で病院に搬送されたと伝えた。
関係者はさらに、殺害された警察官は以前に、ロシア侵略軍に参加して、対ウクライナ戦争に加わっていたと指摘した。また関係者は、ロシア侵略軍がジュネーヴ条約や武力紛争法に反する形で体系的に行っているウクライナ人捕虜に対する拷問に、これら人物が関与していた証拠もあると伝えている。