ロシア軍がウクライナ東部ハルキウ近郊の火力発電所を攻撃 1名死亡、11名負傷
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は24日、ハルキウ地区の熱併給も行う火力発電所に対する攻撃により、1名が死亡、11名が負傷した。
テレホウ・ハルキウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した。
テレホウ氏は、「敵はハルキウ郊外の熱併給発電所に対し、狙い定めた攻撃を加えた。これにより市内の電圧が著しく低下し、暖房供給や公共交通機関の運行に直接的な悪影響が出ている。残念ながら1名が死亡し、負傷者も出ている」と伝えた。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、負傷者は11人だと報告した。シニェフボウ氏「負傷者は病院に搬送され、全員が高度な医療を提供されている」と伝えた。
現在、全ての当局が破壊の実際の規模を調査しているとのこと。
テレホウ市長は、市内の電力を使った公共交通機関の運行が困難になっているとしつつ、「輸送業者たちは既に状況の安定化に取り組んでいる。地下鉄の運行は再開された。『ハルキウ・オブルエネルホ』による緊急停電が導入されている。この状況を理解してほしい。極めて困難な条件下で職務を遂行している専門家を信頼することが重要だ」と訴えた。