ロシア軍、ウクライナの港湾・鉄道や重要インフラを大規模攻撃

ロシア軍、ウクライナの港湾・鉄道や重要インフラを大規模攻撃

写真
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、5日夜から6日朝にかけて、同国の自治体、港湾、鉄道、重要インフラに対して再び大規模攻撃を行った。

クレーバ復興担当副首相兼地方発展相がテレグラム・チャンネルで報告した

クレーバ氏は、「(中部)キーウ州で損傷したのは、鉄道の結節駅、駅舎、電車の整備の行われる近郊の車庫、車両だ。これらは純粋に社会的な近郊輸送のための民間インフラだ」と伝えた。

また同氏は、キーウ州ファスチウ発着の電車の運行は現在難しくなっているとし、鉄道は被害への対応の間、ダイヤに変更が加えられており、できるだけ早い復旧に向けて努力が行われていると報告した。

さらに同氏は、キーウ州ではエネルギーインフラにも損傷があり、緊急当局が現場で作業し、被害を除去していると伝えた。

その他同氏は、「チェルニヒウ州、ザポリッジャ州、リヴィウ州、ドニプロペトロウシク州の発電・熱供給施設が攻撃を受けた。復旧班がすでに修復作業にあたっている」と伝えた。

加えて、同氏は、南部オデーサ州では損傷の結果、で9500世帯が集中暖房の提供なし、3万4000世帯に給水が止まっていると書き込んだ。

また、港湾施設も攻撃されたとし、インフラの一部は停電しており、運営業者は発電機による予備電源に切り替えたという。また、破片と爆風により、港湾インフラの管理棟などが損傷したという。

クレーバ氏は、「ロシアは町々、エネルギー施設、交通路を体系的に攻撃し続けている。全国で専門部署が強化態勢で作業している」と指摘した。

また、各地で「不屈の拠点」が展開され、電気や暖が提供されていると喚起されている。

ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルで、ロシア軍は無人機653機、ミサイル51弾で攻撃を仕掛けてきたと報告した

報告によれば、5日18時以降、ロシア軍は、以下の通り計704点の無人機とミサイルで攻撃を仕掛けてきたという。

・無人機653機(内300機以上がシャヘド型)

・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」3弾

・巡航ミサイル「Kh101/イスカンデルK/カリブル」34弾

・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」14弾

この内、6日10時時点で、防空戦力は、以下615点を撃墜した、ないしはジャミングで飛翔を停止させたという。

・無人機585機

・巡航ミサイル29弾

・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」1弾

同時に、29か所でミサイル複数と無人機60機が着弾、3か所で撃墜された破片が落下したことが確認されているとのこと。

また報告時点では、複数の敵無人機が領空内を飛翔していると警告されている。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-