露軍侵攻続くポクロウシク 残る民間人1200人の避難は「ほぼ不可能」
ウクルインフォルム
ロシア軍による激しい侵攻の続くウクライナ東部ドネツィク州ポクロウシク市には、今も1200人の民間人が残っている。軍行政府は、厳しい治安状況により、彼らを同市から避難させることは実質的に不可能だと語る。
5日、ドネツィク州軍行政府のペトリン広報官がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ペトリン氏は、「地元自治体が提供するデータによれば、現在ポクロウシク共同体には1800人、ポクロウシク市自体には1200人の民間人がいる」と述べた。
また同氏は、自治体から人々を避難させるのは、厳しい治安状況からして、実質的に不可能であり、ポクロウシクは「状況がコスチャンティニウカよりはるかに悪い」と指摘した。
写真:コスチャンティン・リベロウ