状況は厳しいが、ポクロウシクでもクプヤンシクでもウクライナ戦力は閉じ込められていない=シルシキー軍総司令官

状況は厳しいが、ポクロウシクでもクプヤンシクでもウクライナ戦力は閉じ込められていない=シルシキー軍総司令官

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ウクライナのシルシキー軍総司令官は30日、ロシア軍の激しい攻勢の続く東部ポクロウシク方面にて、防衛にあたっている部隊の指揮官と面会した。

シルシキー総司令官がテレグラム・チャンネルで報告した

シルシキー氏は、「敵はポクロウシク〜ミルノフラド地帯での活動を強めている。そのため、私は再びこの重要な方面を訪れた。数の面で優勢な敵の攻勢を抑えている軍団、部隊、分隊の指揮官たちと会談した。現在の状況、ニーズに関する報告を聞き、提案を聞いた。状況は厳しいが、ロシアのプロパガンダによる、あたかもウクライナ防衛戦力がポクロウシクやクプヤンシクで『閉じ込められている』かのような主張は、事実に反している」と述べた。

同氏はまた、ポクロウシクでは、敵の歩兵が戦闘を避けながら市内の建物に集まり、滞在する場所を変えているとし、そのため現在のウクライナ側の最優先課題は、彼らを発見し殲滅することだと伝えた。同氏は、そのような状況下では、ウクライナの偵察無人機と攻撃無人機の質の高い活動が極めて重要だと主張した。

さらに同氏は、「無人航空機システムに加えて、空挺強襲部隊、襲撃連隊、特殊作戦軍、軍法務局特務センター、ウクライナ保安庁、国家警護隊、国家警察などのグループが、市内で攻撃・索敵活動を実施しており、敵排除の任務を遂行している」と報告した。

同氏はその他、ポクロウシク方面での防御の強靭性を強化するための作業が続いていると伝えた。

これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領は27日、ロシアは、ウクライナ東部全体を掌握できる能力があることを米国に示すために、ポクロウシクを制圧しようと目指していると発言していた


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