スターマー英首相、ロシアへの圧力の必要性を改めて主張 「有志連合」首脳会合開催

スターマー英首相、ロシアへの圧力の必要性を改めて主張 「有志連合」首脳会合開催

ウクルインフォルム
24日、英・仏主催でウクライナに関する有志連合首脳会合が開催され、ロンドンではゼレンシキー宇大統領や欧州首脳が出席した他、高市日本首相などはオンラインで出席した。

スターマー英首相は、同首脳会合後の共同記者会見の際に、英国はウクライナへの5000弾以上のミサイル供与プログラムを加速させていると発言した。

スターマー首相は、「私たちは、5000弾以上の多目的ミサイルのウクライナへの供与に関する私たちの英国のプログラムを加速させている。そのプログラムは、ベルファストにて数百の素晴らしい雇用を生み出しており、現在チームは、冬季のウクライナの防衛を強化するために、追加でさらに140弾のミサイルを供給することに取り組んでいる」と伝えた。

また同氏は、米国のロシアの大型石油企業への制裁を支持すると発言した。同氏はその際、「英国がすでに行ったトランプ大統領が、英国と同様に、また新たなEU制裁パッケージと共に、ロシアの石油大手に対する制裁を導入したのは正しかった。私たちはこの圧力を維持しなければならない」と強調した。

同氏はさらに、「プーチン氏は、この戦争を止めたがっていない唯一の人物だ。今週の民間人への攻撃がそれを明確に示しており、彼は冬を前に改めてエネルギーインフラを標的にしており、幼稚園を攻撃し、キーウで12歳の少女と生後6か月の乳幼児の命を奪った。プーチン氏はこういう人物だ。彼は、戦争を終わらせる機会を何度となく拒否している。ほんの数日前にも、彼は、力では制圧できなかったウクライナの領土について、愚かな要求を突きつけては、交渉を再び拒否した。もちろん、それは全く受け入れられないし、彼が和平に対して真剣ではないことを改めて示している」と指摘した。

そして同氏は、「本日、私たちは米国と協力して対応しなければならないことを明確に表明した。この連合は、戦場からプーチン氏の軍事経済に至るまで、同氏への圧力をこれまで以上に強める決意に満ちている。なぜなら、それが彼に立場を変えさせ、交渉に戻ることを強いる唯一の手段だからだ」と述べた。

その他同氏は、「私たちは、ロシアの主権資産に関する作業を進めることと、ウクライナの防衛資金拠出を支援するために、数十億ドルを使えるようにすることに断固として取り組んでいる。ロシアがウクライナにもたらした破壊の代償は、ロシア自身が払わなければならない。私たちは、賠償借款に関する作業を迅速に進め、ウクライナへの資金の流入を確保したい」と強調した。

写真:大統領府


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-