中国、ロシアにウクライナへのミサイル攻撃用衛星データを提供=宇情報機関
ウクルインフォルム
ウクライナの対外情報庁は、中国がロシアに対し、ウクライナへのミサイル攻撃、特に外国が投資する施設への攻撃を標的とする場合の、衛星偵察データを提供した事実を確認した。
対外情報庁所属のオレフ・アレクサンドロウ氏がウクルインフォルムにコメントした。
アレクサンドロウ氏は、「攻撃のための戦略的施設の特定と再偵察することを目的とした、ウクライナ領の衛星偵察の実施において、ロシアと中国の間で高水準の連携の事実がある。加えて、この数か月間見られるように、これらの施設は外国の投資家に属する可能性がある」と語った。
同氏は同時に、中国の衛星偵察データを用いて攻撃を受けたウクライナ領内の施設についての詳細を明らかにすることは拒否した。
これに先立ち、8月21日、ロシア軍のミサイル攻撃の際に、ウクライナ西部ザカルパッチャ・ムカチェヴォに位置する米国企業フレックスの工場が破壊されていた。