ポーランド領に侵入した無人機は19機、内3、4機撃墜=トゥスク首相
ウクルインフォルム
ポーランドのトゥスク首相は10日、夜間にポーランド領に侵入した無人機の数は19機確認されており、その内3、4機が撃墜されたと発言した。
トゥスク首相が国会前でのスピーチの際に発言した。BBCが報じた。
トゥスク氏は、「3機、あるいはもしかしたら4機の無人機がポーランドと北大西洋条約機構(NATO)の航空機により撃墜された」と伝えた。
また同氏は、最後の撃墜は、現地時間の7時45分に生じたと指摘した。
同氏はさらに、多くの無人機がベラルーシ領から飛来したと発言した。
同日、ガウェツカ・ポーランド内務報道官は、記者会見時に、政権は現時点で、ポーランド領空を侵犯した7機の無人機とミサイルの破片を発見していると発言した。ガーディアンが報じた。
またガウェツカ氏は、見つかったミサイルの破片については、「出所が不明」だと指摘している。
加えてBBCの報道によれば、同氏はさらに、ベラルーシとウクライナに国境を接するルブリン県内の様々な場所で、無人機5機と不明の物体の破片が見つかったと述べた。
その他、2機の無人機が、国境から離れたポーランドの中部と北部で発見。1つは、ウッチ県のムニシュクの平原という、ベラルーシ国境から約250キロ米離れたところで見つかったとし、もう1機は北部のエルブロンク近くで見つかったという。
写真:イーゴル・スコロフスキTVP ІNFO記者