ロシア軍の攻撃でウクライナ内閣庁舎で火災発生
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ウクルインフォルム
ウクライナ首都キーウのペチェルシキー地区にて、おそらく撃墜された無人機により、内閣庁舎で火災が発生した。
クリチコ・キーウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した。
クリチコ市長は、「ペチェルシキー地区で、おそらく無人機撃墜により、内閣庁舎で火災が発生した。消防士が現場で活動している」と書き込んだ。
同氏はまた、スヴャトシンシキー地区ではまた、倉庫が炎上したと伝えた。
スヴィリデンコ首相もまた、内閣庁舎が損傷したことを報告した。
スヴィリデンコ氏は、「本日未明、ロシアは再びウクライナに大規模攻撃を実施した。キーウ、クリヴィー・リフ、ドニプロ、クレメンチューク、オデーサが攻撃に見舞われた。そして、敵の攻撃で初めて、内閣庁舎、屋根、上階が損傷した。救助隊が火災を消火している。活動に感謝する」と書き込んだ。
同氏はまた、建物は修復されると伝えた。
同時に同氏は、「しかし、失われた命は戻せない。敵は毎日テロを行い、国中で私たちの人々を殺している。世界は、この破壊に、言葉だけでなく、行動で反応すべきだ」と述べ、対露制裁の強化、とりわけロシア産石油・ガスによるものを呼びかけた。
なお、今回の攻撃で、現時点までに、首都キーウでは死者が2名、負傷者が18名、南部ザポリッジャでは負傷者が17名確認されている。