ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウを無人機で攻撃 死者4名、負傷者18名
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、17日から18日にかけての夜間、同国頭部ハルキウを無人機で攻撃した。現時点までに死者が4名、負傷者が18名出ていることが確認されている。
テレホウ・ハルキウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した。
テレホウ氏は、「先ほど瓦礫の下からさらに1名、夜明けに敵の無人機で殺害された者の遺体が見つかった。これにより死者はすでに4名、その内1名は児童だ」と書き込んだ。
テレホウ氏はまた、瓦礫の下にはまだ人々が埋まっているかもしれないとし、その数の確認が行われていると指摘した。
また、シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、同攻撃で負傷者が18人出ていると報告した。
さらにシニェフボウ氏は、「敵のハルキウ市インドゥストリアリニー地区への攻撃により5名が行方不明とみなされている。暫定で、彼らは瓦礫の下にいるかもしれない」と書き込んだ。
同氏は加えて、敵は4機の自爆型無人機(「ゲラニ2」型)で5階建ての集合住宅を狙ったと伝えた。これにより、1階と3階と5階に火災が発生。6棟の住宅と15台の車両が損傷。救助活動がまだ続いているという。