「ロシアは民間人で狩りをしている」=ゼレンシキー宇大統領、前線隣接自治体の惨状を伝える
動画
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、ロシア軍がFPV無人航空機を使ってウクライナの前線隣接自治体の民間人、救助隊員、医療従事者を意図的に狙って攻撃していると報告した。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「私たちは、ロシア産エネルギーの貿易、モスクワの銀行部門への二次制裁に関する米国、欧州、世界による強力な決定に期待している。ウクライナは、パートナーたちと同意した防衛強化の各合意の実現に期待している。遅延の1日1日が私たちの人々の喪失をもたらしている」と書き込んだ。
また同氏は、ロシアは前線付近全域で民間人に対して狩りを行っていると強調した。
その際同氏は、「人々の殺害。子供の殺害。攻撃の後に支援のために訪れた救助隊や医療従事者に対するFPV(編集注:FPV無人機)での意図的な攻撃。これらは全て、ロシアの無人機が届くあらゆる町や共同体にとっての日常茶飯事だ。ロシア軍はただ生きとし生けるものを殺している」と伝えた。
そして同氏は、世界はその殺戮を止めて人々を守るだけの十分な力があると強調した。
トップ写真(ヘルソン):国家非常事態庁