ロシア軍、ウクライナ南部オデーサを無人機で大規模攻撃
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、同国南部オデーサを無人機で大規模に攻撃した。市内のインフラが損傷し、複数地点で火災が発生した。
キペル・オデーサ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
キペル氏は、ロシア軍は無人機でオデーサを大規模に攻撃したと伝えた。
炎上するオデーサの伝統ある市場「プリヴォズ」 写真:国家非常事態庁
報告には、「防空は活発に活動したが、民間インフラに損傷が出ている。市内で複数火災が生じている。現時点では集合住宅の2つの階、2階建て建物の屋根、商業施設、ガソリンスタンドの炎上が判明している」と書かれている。
オデーサ市内のプリモルシキー大通りの被害 写真:ヘンナジー・トルハノウ/テレグラム
また、ユネスコによって保護指定を受けているオデーサの歴史地区の建築遺産にも損傷が出ているという。
犠牲者情報については確認中とのこと。