ロシアは無人機300機、ミサイル30弾以上で攻撃してきた=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「本日未明、私たちのの様々な部隊の戦士たちが、再びロシアの攻撃を撃退した。300機以上の攻撃型無人機と30弾以上の様々な種類のミサイルが私たちの町に対して使用された。現在も標的の破壊は続いており、上空には無人機がまだいる」と伝えた。
また同氏は、現在救助活動が続いていると伝えた。被害は、ドネツィク州、キロヴォフラード州、ドニプロペトロウシク州、スーミ州、ヘルソン州、ヴォリーニ州、ザポリッジャ州、ミコライウ州、オデーサ州、ジトーミル州で生じたという。
同氏はさらに、スーミでは重要インフラが損傷し、数千世帯が停電に見舞われたとし、またショストカにも複合攻撃があったと報告した。
そして同氏は、「オデーサでは住居が損傷。6人が負傷、児童も含まれる。残念ながら、1人が死亡。遺族と近親者に哀悼の意を表明する」と書き込んだ。
無人機によるオデーサ攻撃の被害 写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム
その他同氏は、敵がパウロフラードにもミサイルと無人機で攻撃したとし、「住居と重要なインフラが損傷した」と報告した
その上で同氏は、「私たちの合意を迅速に実行することがどれだけ重要かを理解してくれている全てのリーダーたちに感謝する。兵器の共同生産、迎撃用無人機をはじめとするウクライナでの無人機生産への投資、防空システムと関連ミサイルの提供、そしてここウクライナでのそれらの生産の可能性。それら全てが命を救い、今ウクライナで必要とされていることだ」と強調した。
この他ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍は、18日19時30分から19日10時30分にかけて、以下の無人機とミサイルで攻撃を仕掛けてきたと報告した。
・自爆型無人機及び模倣機344機
・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」12弾
・巡航ミサイル「イスカンデルK」8弾
・巡航ミサイル「Kh101」15弾
この内ウクライナ側は、以下208点を撃墜したという。
・自爆型無人機185機
・「イスカンデルM/KN23」7弾
・「イスカンデルK」7弾
・「Kh101」9弾

その他、巡航ミサイル7弾と模倣機129機は目標に到達しなかったとのこと。
さらに、ミサイル5弾と無人機30機が12か所で着弾、撃墜された目標の落下が7か所で確認されたと報告されている。