
ロシア軍、550点の無人機・ミサイルでウクライナを攻撃
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、3日夜から4日朝にかけて同国に対して、539機の自爆型などの無人機と11弾のミサイルを発射した。主な標的はキーウだった。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した。
報告によれば、7月3日18時から4日8時にかけて、ロシア軍は以下のとおり計550点のミサイルと無人機でウクライナに攻撃を仕掛けたという。
・自爆型無人機及び自爆型に似せた模倣機539機(内330機以上が自爆型「シャヘド」系)(露領クルスク、シャタロヴォ、オリョール、ブリャンスク、ミレロヴォ、プリモルスコ=アフタルスクから発射)
・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」1弾(露領リペツク州から発射)
・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」6弾(露領ブリャンスクから発射)
・巡航ミサイル「イスカンデルK」4弾(露領クルスク州、ヴォロネジ州から発射)
主要な攻撃目標はキーウだったという。
これに対して、4日8時時点で、以下の通り478点が防空により撃墜されたか、消失あるいは電子戦機器の影響で飛翔を停止したと報告されている。
・無人機:撃墜268機、消失/飛翔停止208機
・「イスカンデルK」2弾

また、ミサイル9弾と無人機63機が計8地点に着弾した他、撃墜された目標の破片が33か所に落下したたと報告されている。
なお、今回の攻撃で、首都キーウでは23名の負傷者が出ていることが報告されている。
写真:ミリタルニー