露軍夜間攻撃 キーウで死者14名、負傷者44名、オデーサで負傷者6名
更新
ウクルインフォルム
17日未明にロシア軍による大規模攻撃を受けたウクライナ首都キーウでは、死者が14名、負傷者が44名確認されている。
クリメンコ宇内務相がテレグラム・チャンネルで報告した。
クリメンコ氏は、死者数は14名に上っており、また現時点で負傷者は44名だと伝えた。
さらに同氏は、17日未明、キーウの複数地区の27か所が敵の攻撃を受けたとし、集合住宅、教育施設、重要インフラ施設が被害を受けているという。
その他同氏は、他地域の攻撃被害につき、負傷者がオデーサ州で6名、キーウ州で1名、チェルニヒウ州で1名出ていると伝えた。
クリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルで、「敵の首都への大規模攻撃により、40名以上が負傷した。30名以上が病院へ搬送された。1名、米国民男性が攻撃の際に死亡した」と伝えた(編集注:クリチコ氏は、同死亡について、すでに、「キーウのソロムヤンシキー地区への攻撃の際、医療班が被害者に支援を提供しているところの反対側にある建物で62歳の米国民が死亡。医療班は、臨床死、生物学的死を確認した」と報告している)。
また同氏は、集合住宅の一角が破壊されたソロムヤンシキー地区では、現在救助隊が活動し、瓦礫を取り除いていると報告した。
写真:キペル・オデーサ州軍行政府長官(テレグラム)
更新:クリメンコ内務相の発表を受けて、死傷者情報を更新。