
ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウを大規模攻撃 死者3名、負傷者22名
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、7日未明に同国東部ハルキウをミサイル、滑空爆弾、多連装ロケットシステム、自爆型無人機で攻撃した。朝の時点で、死者が3名、負傷者が22名出たことが判明している。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
シニェフボウ氏は、3時54分に「敵の無人機攻撃がハルキウのキーウシキー地区で確認。暫定で、6機の無人機が民間企業の敷地に着弾した。また、オスノヴヤンシキー地区へも飛来が確認。暫定情報では犠牲者が出ている」と報告した。
そして、シニェフボウ氏は、朝8時56分の時点で、今回の攻撃でハルキウ市内では3名が死亡、21名が負傷したと報告した。負傷者の中には、1歳半の男児と14歳の女児が含まれるという。
また、ハルキウは、ミサイル3弾、滑空爆弾5弾、多連装ロケットシステムのロケット4弾、無人機48機で、キーウシキー地区とオスノヴヤンシキー地区が攻撃されたという。
ハルキウの被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
Харків. до 3 людей зросла кількість загиблих, до 18 — кількість постраждалих: двоє загиблих із 9-типоверхової будівлі, ще одна людина — з приватного сектору.
Опубліковано ДСНС України Пʼятниця, 6 червня 2025 р.
市内の建築物の被害は、集合住宅2軒、民家2軒、企業2軒、自動車2台、行政庁舎1軒、児童音楽学校校舎1軒が破損したという。
その他同氏は、ハルキウ州内では、クプヤンシクで64歳の男性が負傷。州全体で、ミサイル「Kh35」1弾、ミサイル(特定中)2弾、非誘導航空ミサイル16弾、滑空爆弾8弾、無人機「シャヘド」56機、無人機「モルニヤ」2機、FPV無人機1機で攻撃されたとのこと。