ウクライナは自国領から軍を撤退させない=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、ウクライナは自国領から軍を撤退させることを想定するような条件には同意しないと発言した。
ゼレンシキー大統領が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「誰も私たちの領土から私たちの軍を撤退させることはしない。それは、私たちの憲法上の義務だ。私たちの軍の義務は、ウクライナの主権と領土一体性を守ることである。そう。あのような巨大な国の侵略によって、今領土は一時的に被占領下にある。それははっきりしている。しかし、どんな最後通牒であれ、誰も自分たちの大地、領土、人、家は明け渡さない」と発言した。
同氏はまた、もしロシアが、ウクライナ領からウクライナ軍を撤退させるという条件を提示するなら、それはロシアが停戦を望んでいないということ、戦争を終わらせたがっていないということだと発言した。その際同氏は、「なぜなら、彼らは、ウクライナがそれを行わないことをはっきりと理解しているからだ」と指摘した。
そして同氏は、「もし事前に返事を知っている、返事が肯定的でないことのわかっている質問をするなら、それは、確かに結果を得たくないということである」と発言した。