ロシア、ウクライナによる停戦の延長提案を受け入れず
ウクルインフォルム
ロシア大統領府は20日、ウクライナのゼレンシキー大統領による復活祭後も停戦を延長するという提案を受け入れず、21日0時以降は停戦を終了して戦闘を再開する意向を示した。
モスクワ・タイムズがペスコフ露大統領報道官の発言を報じた。
記者から、21日未明に停戦は終了するのか、それとも停戦が延長する可能性はあるのか、と質問されると、ペスコフ氏は、延長はないと回答した。
その際ペスコフ氏は、「他の指示はなかった」と発言した。
これに先立ち、ロシアの首長プーチン氏は19日、同日18時から21日0時までの30時間にわたって、「復活祭停戦」を称して一方的に攻撃を停止することを決定したと発言していた。ウクライナのゼレンシキー大統領は、これに対して、ウクライナはロシアの行動に対称的に行動していく、すなわち沈黙には沈黙を、攻撃には防衛を行うとしつつ、同時に4月20日の復活祭停戦後も停戦を30日間にわたって延長することを提案していた。
同時に、ゼレンシキー大統領は、19、20日、適時ロシアによる各地での攻撃について具体的な件数とともに報告している。