ロシア軍、ウクライナ7州を攻撃=各地情勢

ロシア軍、ウクライナ7州を攻撃=各地情勢

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ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、6日から7日朝にかけて、ウクライナの7つの州を攻撃した。

各地軍行政府の7日8時時点の情報をもとにした報告書に書かれている。

スーミ州(北部):7日未明、ロシア軍はミロピッリャ共同体を砲撃、13回迫撃砲砲撃あり。6日を通じて、州全体で140弾の砲撃、約70発の銃撃あり。ノヴォスロビダ共同体、ビロピッリャ共同体、ミロピッリャ共同体、シャリヒネ共同体、エスマン共同体、ズノブ=ノウホロツィケ共同体、セレディネ=ブダ共同体が攻撃された。

ドニプロペトロウシク州(南部):ロシア軍は、ニコポリ地区のニコポリとマルハネツ共同体を砲撃。クリヴィー・リフでは7日未明、救助隊が6日朝ロシア軍ミサイル着弾で生じた貯油施設の火災を鎮火。

ハルキウ州(東部):7日未明、ハルキウ市ネミシュリャンシキー地区にミサイル攻撃あり、2階建て建物に着弾、近隣の建物も部分的に損傷。洗車場と車両が炎上。近隣のカフェ、店、作業所、車両2台が損傷。ミサイル1弾は地面に着弾した。州内では、ロシア軍がボホドゥヒウ地区、チュフイウ地区、ハルキウ地区、イジューム地区を攻撃。ミサイルにより、チュフイウ地区ペチェニヒを攻撃。住民2名負傷。民間部門の建物の破壊あり。7日朝、ズミーのミサイル攻撃を確認。治療施設の近くの地面に着弾。

ハルキウ州のS-300でのミサイル攻撃被害 写真:ハルキウ州検察

ルハンシク州(東部):6日、敵は、複数回にわたり地上攻撃を実施、ウクライナ軍とビロホリウカとヴェルフニョカメンカで近接戦闘を行った。さらに、7日未明、ロシア軍は、ミサイルにてコスチャンティニウカを攻撃し、9回榴弾砲で、4回迫撃砲で砲撃を行った。2回多連装ロケットシステムで砲撃、戦車で4回攻撃した。

ドネツィク州(東部):7日未明、ロシア軍は、スロヴヤンシク、クラマトルシク、コスチャンティニウカ、ヴァシュキウカ、ロズドリウカ、バフムツィケを攻撃。犠牲者情報は入っていない。また、過去24時間では、バフムート、アウジーウカ、クラホヴェ、フロモヴェ、ボホヤウレンカ、ヘオルヒーウカ、コスチャンティニウカを砲撃。住民3名が死亡、2名が負傷。義務的避難が継続。

ミサイル攻撃を受けたクラマトルシク心理病院 動画・写真:クラマトルシク市議会

砲撃されたスロヴヤンシク第4学校 写真:リャフ・スロヴヤンシク市軍行政府長官

ミコライウ州(南部):過去24時間、カスピ海北部から戦略爆撃機より発射されたミサイル「Kh-101」4発をミコライウ州の上空にて防空システムが撃墜。また、敵の無人機オルラン−10を撃墜。クツルブへの砲撃で、複数の民家が損傷。犠牲者なし。ベレズネフヴァテ共同体とシローケ共同体への砲撃継続。自治体の外に着弾

ヘルソン州(南部):6日、ヘルソン州では、日中複数回空襲警報が発令され、戦闘行為はほぼ全地区で続いた。一時的に制圧されているも、すでに解放された村と接している村々では、侵略軍が塹壕を掘り、隣接自治体を砲撃している。プロパガンダメディアの放送では、ロシア軍は、学校での教育再開が必要だと話し、6〜18歳の児童に対して、1万ルーブルの支払いを約束している。

その他の地域は相対的に平穏だった。


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