露軍、ドニプロ、オデーサ、チュフイウ、ニコポリ等攻撃 各地に死傷者=各地情勢

露軍、ドニプロ、オデーサ、チュフイウ、ニコポリ等攻撃 各地に死傷者=各地情勢

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ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略を続けるロシア連邦軍は、15日から16日朝にかけて、ドニプロ、オデーサ、ニコポリ、チュフイウなどへの攻撃を続けており、各地で民間人に死傷者が出ている。

南部ドニプロペトロウシク州ドニプロ市では、レズニチェンコ州軍行政府長官が、テレグラム・チャンネルにて、15日夜のロシア軍のミサイル攻撃により、民間人が3名死亡、15名負傷したと報告した

レズニチェンコ氏は、「ドニプロに飛来があった。ミサイルは、産業企業とその隣の賑やかな通りに着弾した」と書き込んだ。同時点の情報では、このミサイル攻撃により3名が死亡、15名が負傷したとし、「破壊の規模は確認中である」と伝えた。

また、ウクライナ空軍は同日、フェイスブック・アカウントにて、ドニプロ市への攻撃はカスピ海北部から行われたものだと伝えた

空軍は、「7月15日、22時頃、占領者がドニプロ市に対してミサイル攻撃を行った。ミサイルKh-101の発射は、カスピ海北部の海軍の戦略爆撃機Tu-95から行われたものである」と報告した。また、発射されたミサイルの内4弾は空軍司令部「スヒード(東)」の防空システムにより撃墜されたという。

また、16日朝、レズニチェンコ・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州ニコポリ地区に対して、ロシア軍が火砲砲撃を行ったと報告した

レズニチェンコ氏は、「多連装ロケットシステム『グラート』によるニコポリの集合住宅への攻撃だ。12軒の5階建て集合住宅、学校、専門学校が損傷した」と報告した。女性が1名負傷、2名が瓦礫の下に埋まっているという。

16日、南部オデーサ州のブラッチューク州軍行政府長官顧問は、テレグラム・チャンネルにて、夜間、オデーサにロシア軍のミサイルが商業製造倉庫に着弾したと報告した

ブラッチューク氏は、「オデーサに飛来があり、商業製造倉庫に着弾した。広範な敷地が炎上した。救助隊に感謝する。彼らはすぐに現場に駆け付けた。神のおかげか、犠牲者はない。倉庫の警備員は、空襲警報の際に行動ルールを守っていたため(編集注:シェルターへ避難していた)、それで命が救われた」と伝えた。

東部ハルキウ州では、シニェフボウ州軍行政府長官が、フェイスブック・アカウントにて、16日未明にロシア軍からのミサイル攻撃があり、結果民間人が3名死亡、3名病院へ搬送されたと報告した

シニェフボウ氏は、「今日未明、ロシア占領軍は、チュフイウに対してミサイル攻撃を行った。残念ながら、犠牲者が出ている。死者3名、60歳と68歳の男性2名と70歳の女性1名だ。また、3名を医療関係者が病院へ搬送した」と書き込んだ。

同氏はまた、ミサイル攻撃の結果、集合住宅1件が破壊され、学校、建築資材店が損傷したと伝えた。

また、シニェフボウ氏は、過去24時間、ハルキウ州では、他にハルキウ地区デルハチ共同体、イジューム地区が砲撃を受けたと伝えた。それら攻撃による犠牲者は出ていないとのこと。また、ハルキウ市は夜間砲撃を受けなかったという。

東部ドネツィク州では、キリレンコ州軍行政府長官が、テレグラム・チャンネルにて、15日、ロシア軍の攻撃で民間人が7名死亡、14名が負傷したと報告した

また、キリレンコ氏は、フェイスブック・アカウントにて、16日朝にロシア軍がドネツィク州コスチャンティニウカに対してミサイル攻撃を行い、民間セクターの建物、産業施設が破壊されたと報告した

また、検事総局は、15日、ロシア軍がドネツィク州バフムートへと多連装ロケット・システム「ウラガン」にて砲撃を行い、6名の民間人が負傷したと報告した

発表には、「侵略者の砲弾は、市の市場の運営事務所と店の建物に着弾し、結果、民間人6名が爆発による負傷、破片により負傷を受けた。さらに、集合住宅と民間住宅約10軒が破壊・損傷、車両が炎上した」と書かれている。

中部キーウ州のクレーバ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、15日夜、キーウ州ビラ・ツェルクヴァ地区にて、ウクライナ空軍が敵のミサイルを撃墜したと報告した

犠牲者・破壊は生じていないとのこと。

北部スーミ州では、ジヴィツィキー州軍行政府長官が15日、フェイスブック・アカウントにて、過去24時間で、同州のロシア国境に隣接する自治体に対して、ロシア領からの砲撃があり、1名が死亡、7名が負傷したと報告した

ジヴィツィキー氏は、シャリヒネ共同体に対して夜22時以降に迫撃砲砲弾が10弾飛来、フルヒウ今日同地には朝10時頃に敵が迫撃砲で砲撃、爆発9回、また13時以降、多連装ロケットシステムによる攻撃があり、砲弾が20弾以上飛来、結果、住民が1名死亡、4名負傷したと伝えた。

また、正午には、同州セレディナ=ブダ共同体に対して迫撃砲による砲撃、4回爆発、14時頃にはビロピッリャ共同体に対して榴弾砲砲撃8弾飛来、16時頃敵迫撃砲による爆発が8回確認、結果住民3名が負傷したという。

南部ミコライウ州のキム州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、16日朝、ミコライウ市が再びロシア軍の砲撃を受けたと報告した

キム氏は、「16日朝、4時頃、敵はまたミコライウを砲撃した。犠牲者・損傷情報は確認中である」と伝えた。

また、15日に、同州では、ペルヴォマイシケ、リマニ、バシュタンカ地区(2名負傷)、シローケ共同体、オレクサンドリウカ、インフルカ、ベレズネフヴァテでロシア軍の攻撃が確認されたという。


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