ウクライナは食料輸出に向けて海路確保のための国際ミッション創設作業をしている=宇外務省
ウクルインフォルム
ウクライナ外務省は、ロシアがまずウクライナ食料輸出の妨害に向けた最初の一歩として、ウクライナ領土周辺の海上の軍を撤収させ、港や貨物船を攻撃しないという安全保証を与えなければならないと主張している。
ウクライナのニコレンコ外務報道官が、ラヴロフ露外相によるウクライナがまず港の機雷を除去したら、ロシアは穀物を積載させた船を通過させるとする発言に対して、フェイスブック・アカウントにコメントした。
ニコレンコ氏は、ウクライナは現在パートナー国とともに、ウクライナの農産物を輸出する海路の昨日を確保する、とりわけ国連の庇護を得た、国際ミッションの創設の可能性作りをしていると指摘した。
同氏はまた、「私たちは、複数の国が黒海の安全を回復するプロセスに加わる事前準備を示していることを歓迎している。最初の一歩としては、ロシアが、ウクライナ周辺の海上における自国戦力を撤退させ、港と商業船を攻撃しないという安全の保証を提供しなければならない」と発言した。
さらに同氏は、ロシアがウクライナの海洋港を封鎖しており、機雷を設置し、恒常的にオデーサなどの町の防衛を突破しようしていると指摘した。
同氏は、ロシアが封鎖しているウクライナの農産物輸出用海路に代わる、代替の陸路は輸出量が足りず、この問題を解決していないと述べた。また、同氏は、ロシアが第三国への売却のために一時的占領地からウクライナの穀物を盗んでいることも喚起した。
その上で同氏は、ロシアの行動が世界の食料危機をもたらしかねないとし、ロシアは速やかにウクライナの海洋港の封鎖をやめねばならないと強調した。