米紙、ブチャでの露軍人による民間人殺害の証拠動画を公開

米紙、ブチャでの露軍人による民間人殺害の証拠動画を公開

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米ニューヨークタイムズ紙は19日、キーウ州ブチャがロシア軍に占領されていた際に、ロシア軍人がウクライナ人を処刑していたことを示す証拠となる新たな動画を公開した。

ニューヨークタイムズは、タイムズの記者と動画を分析している。動画からは、ロシア兵が少なくとも8名のウクライナ人を処刑したことがわかる。

監視カメラにより3月4日に撮影された最初の動画には、ロシア軍人が9名の被拘束者を前屈みになって歩かせている様子が見える。その中には、鮮やかな青のスウェットシャツを着た者が見える。ニューヨークタイムズは、今回入手した動画は、これらの男性たちが処刑される数分前にロシア軍人に拘束されていたことを示す明確な証拠であると指摘している。

この動画はそこで終わっているが、記事には、8名の目撃者たちがタイムズに対して、その後の出来事について説明したと書かれている。目撃者たちによれば、その後兵士たちがその男たちを近くの、ロシア兵が奪って利用していたオフィスビルの裏に連れて行くと、その後銃声が聞こえ、以降、被拘束者たちは戻ってこなかったという。

その1日後の3月5日に無人機で撮られた動画が、その目撃者たちの発言を確認する映像証拠となっている。動画には、ヤブルンシカ通り144のそのオフィスビルの近くの地面に遺体が横たわっているのが見え、その側にロシア兵が2名映っている。遺体の中には、鮮やかな青のスウェットシャツを着た人物のものも見える。

なお、5月4日時点、ウクライナの法執行機関は、ロシア軍から解放されたキーウ州の自治体にてすでに1235名の民間人の遺体を特定、同時にその他282名の遺体の特定が終了していなかった。大半の遺体は、銃撃により殺されていることがわかっている。


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