被占領下クリミアでパルティザン運動の兆し=オンブズマン

被占領下クリミアでパルティザン運動の兆し=オンブズマン

ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議(国会)のデニーソヴァ人権問題全権は12日、2014年以降一時的被占領下にあるクリミアにて、ロシア占領政権に対するパルティザン運動が活発化しているとし、テレグラム・チャンネル「クリミア パルティザン栄光の地」を紹介した。

デニーソヴァ氏がテレグラム・チャンネルにて伝えた

デニーソヴァ氏は、3月にロシア占領政権関係者がクリミアから多くの親族を脱出させていたとし、クリミアでは不動産の急激な売却が始まっていると指摘した。

同氏はまた、「2か月半の戦争で、クレムリンは、クリミアの住民の感情が変わっていることを認識し始めた。クリミア住民は、露シスト(編集注:ロシアのファシストの意)侵攻から半島の解放を待っている。クリミア自治共和国では、露シストたちに対するパルティザン運動が活発化した。『クリミア パルティザン栄光の地(Крым - край партизанской славы)』というテレグラム・チャンネルが開設されている」と伝えた。

さらに同氏は、現在クリミアでは多くのパルティザン活動が行われているとし、占領者を支持する人物が所有する車両のタイヤに穴を開けたり、ロシア侵略者の住所を集めるよう呼びかける反戦ちらしがあちこちに貼られたりしていると指摘した。

また、ロシア軍に加わりウクライナに対して戦っているクリミア住民の家族に対しては、報復が避けられないとする警告が送られているという。

他には、ちらしに「ロシア軍人へ。知っておくと良い。私たちはもうここにいる。クリミアはウクライナだ」と書かれているものもあると指摘された。

デニーソヴァ氏は、当時プーチン・ロシアの到来を待ち望んでいたクリミアの住民は、敗戦を認識し始めており、敵国協力者の責任が追及される時が近付いていることを理解し始めていると説明した。

また同氏は、これを受けて、クレムリンは地元の「警察官」とロシア連邦保安庁(FSB)職員に対して、クリミアでの圧力を強化し、挑発を見逃さないよう命令を出したとし、その目的で、露ロストフ州から民兵「カザク」たちがクリミアに送られてきているという。デニーソヴァ氏は、彼らはウクライナの活動家の捜索と拘束に取り組んでいくとし、またクリミアを通じてウクライナ大陸側へと投入されている軍事機材への警備も強化されていると指摘した。

その他同氏は、クレムリンはプロパガンダを強化し、クリミアへ送っている死体や負傷者の数を減らすよう指示を出したと伝えた。

さらに同氏は、被占領下クリミアにおけるテロ、虐待は、国渣軍事裁判所憲章とローマ憲章により定められた戦争犯罪であるとともに、戦時における文民の保護に関するジュネーブ条約の規範への違反でもあると強調した。

その上で同氏は、国連人権保護違反捜査委員会に対して、ロシアの対ウクライナ軍事侵攻の期間中のこれらの犯罪と違反の事例を考慮するよう呼びかけた。


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