「ナチズムに勝利した。今回も勝利する」=ゼレンシキー大統領、対独戦勝記念日に演説動画を公開

「ナチズムに勝利した。今回も勝利する」=ゼレンシキー大統領、対独戦勝記念日に演説動画を公開

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、9日の対独戦勝記念日にウクライナ国民に向けたメッセージ動画を公開した。

大統領府やウクライナ外務省がソーシャル・メディアにて公開した

ゼレンシキー大統領は、2021年8月24日に、ウクライナ国民が国家独立宣言30周年を祝ったこと、キーウ(キエフ)中心部のフレシチャーティク通りでウクライナ軍や兵器による行進が行われ、空には世界最大の輸送機「ムリーヤ」が飛んだことを喚起した。

ゼレンシキー氏はまた、ウクライナの哲学者フリホリー・スコヴォロダによる「狡猾な敵ほど危険なものはない。しかし、友人のふりをする者ほど毒あるものは何もない」との一説を引用し、2月24日、ロシアがウクライナへ戦争を始めた時に、皆がこの一説の意味を理解したと指摘した。

そして、同氏は、「これは、2つの軍の戦争ではない。これは、2つの世界観の戦争だ。スコヴォロダ博物館を砲撃し、ミサイルによって私たちの哲学を破壊できると信じている蛮族。哲学は彼らを苛立たせている。その哲学は、彼らにとって他者のものであり、彼らはそれを恐れているのだ。その哲学は、私たちが自由な人々であり、自らの道を進む、という内容だ。その道にて、今日、私たちは戦争を行っているのであり、自らの大地は一片たりとも決して明け渡さない。今日、私たちは、ナチズムへの勝利の日を記念しているのであり、自らの歴史は一片たりとも決して明け渡さない。私たちは、他の民族とともに反ヒットラー連合に加わってナチズムを打倒した先人たちを誇りに思い続ける。そして、私たちは、その勝利の併合を決して認めないし、その勝利を占有することも認めない」と発言した。

また同氏は、敵は、ウクライナが5月9日とナチズムへの勝利を記念することを止めて、「非ナチ化」がチャンスを得ることを夢見ていたと指摘した。同時に同氏は、何百万人のウクライナ人がナチズムと戦い、困難かつ長い道を通り抜けたのだとし、第二次世界大戦では、彼らはルハンシク、ドネツィク、クリミア、ヘルソン、メリトポリ、ベルジャンシク、マリウポリをナチス占領者から解放したことを喚起した。

そして、「人々は、ウクライナ全土からナチス占領者を追払ったのだ。しかし、今私が述べた町は、現在、特別に私たちを鼓舞している。その町々は、私たちが自分の大地から占領者を確実に追い出すと信じる心を与えている」と発言した。

加えて同氏は、戦勝記念日にウクライナ人たちは新たな勝利を巡って戦っていると述べ、勝利への道は困難だが、ウクライナが勝利することに疑いはないと強調した。

同氏は、「2月24日、ロシアは侵攻を始めた。同じ熊手に対して侵攻している。私たちの大地にやってくる全ての占領者がその熊手を踏む。私たちは、様々な戦争を経験したが、全ての戦争が同じ終わりを迎えた。私たちの大地には銃弾と砲弾が撒かれたが、しかし、敵は一人たりとも根を張ることはできなかった。私たちの平野を敵の馬車と戦車が駆け巡ったが、しかし誰にも実をもたらすことはなかった。私たちの空にて、敵の攻撃、ミサイルがが飛び交ったが、しかし、私たちの青空を曇らせることは誰一人として敵わなかった」と発言した。

また同氏は、ウクライナ人の自由な精神を押さえつけられる手錠は存在しないし、ウクライナの自由な大地に根を張れる占領者も存在しない、自由な人々を支配できる侵略者も存在しないと強調した。同氏は、「遅かれ早かれ私たちは勝利する。オルドであろうと、ナチズムであろうと、現在の敵が代表するそれらの混合体であろうとも、私たちは勝利する。なぜなら、ここは私たちの大地だからだ。なぜなら、誰かがツァーリやら、総統やら、党やら、指導者やらのために戦っているのだとしても、私たちが戦っているのは祖国のためなのだから。私たちは、誰かに対して戦ったことはない。私たちはいつも、自分のため、自分の自由のため、自分の独立のために戦っている。私たちの先人の勝利が無駄にならないように。先人たちは、私たちの自由のために戦い、勝利した。私たちは、自らの自由、自らの子供たちの自由のために戦っている。だから、勝利する」と強調した。

その他同氏は、ウクライナの人は、先人たちが第二次世界大戦時に行ったことを決して忘れない、大戦では800万人以上のウクライナ人が亡くなり、5人に1人のウクライナ人が家に帰って来なかったとし、戦争全体では少なくとも5000万人の人名が失われたと発言した。

同氏は、「私たちは、『繰り返すことは可能だ』とは言わない。なぜなら、2194日間の戦争の日を繰り返したがることができるのは、狂った者だけだからだ。今すでにヒトラー政権の凄惨な犯罪を繰り返している者は、ナチスの哲学を踏襲し、彼らが行ったこと全てをコピーする者である。そのような者の運命は決まっている。なぜなら、何百万人の人を殺した殺人者をその者が踏襲し始めた時から、その者はその何百万人の先人たちに呪われているのだから。だから、彼は全てを失う」と発言した。

また同氏は、もうすぐウクライナの戦勝記念日は2つとなり、誰かの戦勝記念日はゼロとなると指摘した。

ゼレンシキー氏は最後に、「あの時も勝利した。今も勝利する! そしてフレシチャーティク通りがウクライナの勝利のパレードを目にするのだ! ナチズムへの勝利の日、おめでとう! ウクライナに栄光あれ!」とのお祝いのメッセージを伝えた。


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