ロシア軍が拘束しているウクライナの地方自治体首長は11人=宇副首相
ウクルインフォルム
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は3日、ロシア軍が占領下ウクライナ領で現在拘束している地方自治体の主張は11人だと発表した。
ヴェレシチューク副首相が3日朝の動画ブリーフィングにて発言した。
ヴェレシチューク氏は、「今日の時点で、キーウ州、ヘルソン州、ハルキウ州、ザポリッジャ州、ミコライウ州、ドネツィク州の地方自治体の11名の首長が拘束されている。私たちは、その他の行方不明の民間人と並び、彼らについても国際赤十字委員会(ICRC)、国連、国際機関に報告しており、私たちは、民間人、市長、聖職者、記者、活動家が解放されるよう、関係する全ての人に要求している」と強調した。
同時に同氏は、捕虜交換の一環で全ての民間人の解放のための協議が続いているとも伝えた。
また同氏は、2日、キーウ州が侵略軍から解放されたことよって、モティジン村のオリハ・スヘンコ村長が殺人されていたことが判明したと伝えた。同氏は、彼女(スヘンコ村長)がロシア軍に拘束される中で殺されたとし、「それは戦争犯罪だ。罪人は国際人道法に従って必ず罰せられなければならない」と強調した。