ザポリッジャ州にてロシア軍が地元記者を拉致
ウクルインフォルム
ザポリッジャ州ロジウカ村にて、ロシア軍は、地元記者のイリーナ・ドゥブチェンコ氏を拉致し、ドネツィク氏へと「捜査」のために連行した。
同僚のヤキウ・ノスコウ記者がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
ノスコウ氏は、「ザポリッジャ州で占領者は、イリーナ・ドゥブチェンコ記者を逮捕した。占領者は、彼女を故郷のロジウカで拘束した。彼女は、おばあさんの面倒を見なければいけないことからそこに残っていた。彼女はウクライナ軍へのサポートと隠蔽で避難されている」と伝えた。
さらに同氏は、ロシア軍は地元の病院で治療を受けていたウクライナ軍軍人数人に「復讐」を行なったと報告した。
同氏は、「彼女は『捜査行為』実施のためにドネツィクに連れて行かれた。数日前に小さな娘をザポリッジャの親のところへ送るのは間に合った」と伝えた。
ドゥブチェンコ氏は、ニュースサイト「デポ」や「土曜プラス」などのメディアで活動していた記者。
2月24日のロシアの対ウクライナ全面侵略開始以降、南部のヘルソン州やザポリッジャ州など、ロシアが占領している各地において、現在政府関係者や民間人の拉致事例が相次いでいる。