ロシア軍の首都キーウの集合住宅への砲撃続く ウクライナ各地の民間人被害まとめ

ロシア軍の首都キーウの集合住宅への砲撃続く ウクライナ各地の民間人被害まとめ

写真・動画
ウクルインフォルム
ロシアからの侵略の続くウクライナでは15日、首都キーウ(キエフ)の複数地区の集合住宅にロシア軍の砲弾が着弾し、死傷者が出ている。

国家非常事態庁は、キーウ市東方郊外スヴャトシン地区にて、複数の集合住宅に砲弾が着弾したと発表。9階建てマンションでは、建物の一部が破損、小規模火災が発生。16階建てマンションでは、建物が大きく破損し、大規模火災が発生、住民2名が死亡、35名が救助された。

同庁はまた、キーウ市中心部ポジール地区にて、10階建てマンションに敵の砲弾が着弾したと発表した。1名を救助。

さらに同庁は、キーウ市左岸オソコルキ地区にて敵の砲弾が2階建て民間家屋に着弾し、火災が発生したと発表した。死傷者なし。

その他、キーウ州警察は14日、同州ホストメリから避難していた民間人車列に対してロシア侵略軍がグレネードランチャーで攻撃し、民間人1名が死亡、1名が負傷したと発表した。攻撃を受けた車列の他の車両は、そのまま安全な場所まで移動したとのこと。

国家非常事態庁は、東部ハルキウ州にて、14日、ハルキウ市の瓦礫の下から新たに7名の死体を発見、また3名の生存者を救助したと発表した。また、同日23時30分には、敵の砲弾がハルキウ市ホロドヒルシカ通りの建物に着弾し、火災が発生したと報告した。

公共放送ハルキウは、14日日中、ハルキウ市内ゴーリキー公園にて、ボランティア団体「ヘルプ・アーミー」に所属する男女2名の乗る車両が敵の砲撃を受け、男性が死亡、女性が負傷したと伝えた

検事総局は14日、北部チェルニヒウ市への敵の攻撃により、少なくとも10名の市民が死亡したと発表した

西部リウネ州では、コーヴァリ軍事州行政府長官が14日、同日の西部リウネ近郊のロシア軍によるテレビ塔への攻撃により、9名の市民が死亡、9名が負傷したと報告した

東部ドネツィク州では、キリレンコ同州軍事州行政府長官が14日、同州ではロシア軍人により5名の民間人が殺害されたと報告した。キリレンコ長官によれば、アウジーウカで2名、クラマトルシクで1名、ペトリウシケで1名が殺害され、アウジーウカで1名、トレツィクで1名が傷害を受けたとのこと。また、マリウポリとヴォルノヴァハの被害者数は現在確定させることができないと説明された。

北部スーミ州では、ジヴィツィキー行政府長官が、14日のロシア軍の同州ヴェリーカ・ピサリウカへの砲撃により民間人家屋・インフラが損壊したと発表した。

国家科学アカデミーは、声明にて、同アカデミー傘下物理研究所副所長の物理学者、ヴァシーリ・クラジコ氏が、13日、キーウ州ヴォルゼリロシア占領軍にて射殺されたと発表した

なお、ウクライナでは、2月24日から、ロシア軍による侵略が続いている。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-