「ウクライナの上空を閉じるには、いくつかの手段がある」=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が外国報道機関へのインタビュー時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「空の封鎖についての回答は非常にシンプルだ。しばしば私は、西側の世界の代表者は、カフェに座っている時に、爆弾がそのカフェにでも着弾しなければ、それが自分のところにも起こることだということが信じられないのではないかと思えるのだ。その瞬間まで、誰も空を閉じないのでは、と。私にはそういう感覚がある。私がそれが起こることを望んでいるわけではない。私たちはそんなことは望んでいない」と発言した。
また同氏は、政治家たちは、戦争を防ぐための機会は、戦争の始まる前に利用すべきだということを理解しなければいけないと指摘した。
加えて同氏は、ウクライナの空を閉じる手段は複数あるとし、その一つはミサイル防衛システムをウクライナに供給することだとし、同時に、ウクライナはすでにシステムの供給者を見つけており、供給手段も決めて、支払いの用意もあると発言した。
同氏は、「ウクライナは、世界中の国からそれがある国を見つけた。私たちは、単に『私たちを支援してくれ!』と言ったのではない。私たちは、所有している人に対して『私たちにください』と尋ねたのだ。それから私たちは、その人たちにとって単に供与するのは難しいことを理解した。私たちは、購入する準備があると話した。私たちは、借金を組む準備がある。私たちは、予算から最後の資金を取り出して支払う準備がある…。私たちは、それの輸送について作業し、どの国を通じて運ぶことが不可能かにつき作業を行う準備がある。私たちは、どう運ぶかについてはすでに合意した」と発言した。
また同氏は、ウクライナは、戦闘機の供与を通じた空の封鎖についても検討していると強調した。同氏は、「航空機も同様だ。それについても私たちは、いくつかの航空機はウクライナに操縦士がいないと言われた。私たちは、ウクライナに操縦できる人のいる航空機を見つけた。そしてその後、私たちの国の国民となる準備のある操縦士も見つけた。私たちをどうやって支援するか? 世界中の人々は、ウクライナに空の封鎖の代替手段を提供する準備がある。彼らは準備があるのだが、しかし決定権のある人に準備がないのだ」と発言した。
写真:大統領府