「世界最強のプーチン軍」神話はウクライナの路上で燃え上がっている=宇安保会議書記

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ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は、ロシア軍が世界最強であるという神話の実態がウクライナの各地で暴かれており、ロシア軍は戦略的目標が達成できていないと発言した。

ダニーロウNSDC書記がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

ダニーロウ氏は、「ロシアの母親たちのための葬式と何トンもの焼け焦げたロシアの軍用鉄の塊。それらが、次に来る占領者たちにとっての目印となる。近寄るな、でなければ私たちは殺すぞ! そして、酔っ払ったロシアの社会が、もし罪の意識からでないならば、痛みによって目覚めるまで、私たちは殺し続ける。私たちはあなた方の扉を叩きに行く。ウクライナ人とは二度と戦わないように。遅かれ早かれ、私たちはあなたたちのところへ、あなたが貯めに貯めた借金の取り立てに訪れる。請求書はもう1世紀分貯まっているのだ」と発言した。

同氏は、ウクライナは、ロシア軍による最初の、最も困難な一連の攻撃に耐え抜いたとし、「世界最新最強のプーチン軍」という神話は、キーウ州、ハルキウ州、チェルニヒウ州、ミコライウ州の路上で破綻し、燃え上がっていると指摘した。同氏はまた、ロシア・テロ軍は、いずれの戦線でも戦略的目標を達成できておらず、同時にウクライナ軍は尊厳ある反撃を加えており、日に日にウクライナ軍の勝利は近づいていると発言した。同氏は、他方で、ロシア軍はまだ危険であり、第二の全面的な侵攻の準備をしており、ウクライナはそれに向けて最大限準備をし、団結しなければならないと指摘した。

また同氏は、具体的に「戦略的に困難なのは、引き続き、キーウ、ハルキウ、マリウポリ、ミコライウ、チェルニヒウ、オデーサだ。敵の計画は、重要都市を包囲し、ウクライナ軍から血を抜き、民間人に人道的災害を作り出すことにある。ロシア占領軍の主な関心は、南に向けられており、ウクライナから黒海・アゾフ海への出口を奪うことにある。彼らは、それによりウクライナの抵抗を経済的に抑圧する条件が作れると考えているのだ。敵は、キーウ奪取の希望も捨てておらず、ドニプロ市包囲のためのリソースも形成している」と発言した。

その上で同氏は、ウクライナ側も戦力再編成を行っており、新しい予備戦力を加え、新型兵器がウクライナ軍にもたらされているとし、前日、敵の戦闘機やヘリが多く撃墜されたことがそれを認めるものだと指摘した。

同氏は、「私たちは、最も困難な勝利への一歩はすでに実現した。しかし、今後もまだ占領者の殲滅と全てのウクライナ領の奪還の仕事がたくさんある」と強調した。


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