ロシア軍、設置された人道回廊を攻撃 避難延期へ

ウクルインフォルム
5日9時から、ドネツィク州のマリウポリとヴォルノヴァハで設置が予定されていた人道回廊を通じた住民の避難は、ロシア軍からの攻撃が続くことから、延期された。
ヴォルノヴァハへの攻撃については、ヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。 https://www.facebook.com/watch/?v=1155137251981615 ヴェレシチューク氏は、「11時45分、ロシアは重火器でヴォルノヴァハ市を砲撃し始めた。ご存知の通り、3月5日は、私たちは朝9時から、ヴォルノヴァハとマリウポリの二つの人道回廊を作ることで合意していた。私は、ロシアが、赤十字の仲介があったにもかかわらず、合意を破り、自らの義務に違反し、ヴォルノヴァハを砲撃しているとの事実を報告する」と発言した。 また同氏は、ポロヒ〜オリホヴェ方面で戦闘が発生しており、マリウポリからザポリッジャ方面への車列の移動が不可能となっていると伝えた。同氏は、「私たちは、ロシアに対して、攻撃を止めて、停戦体制に回帰し、車列を組めるようにするよう呼びかけている。子供、女性、高齢者が自治体を去れるようにするためだ」と発言した。 また、マリウポリ市議会も、敵の攻撃により人道回廊を通じた避難が延期されたとテレグラム・チャンネルにて伝えた。 https://t.me/mariupolrada/8732 報告には、ロシア側が停戦を維持せず、マリウポリやその近郊を砲撃し続けていることから、安全のために避難は延期されていると書かれている。 市議会は、「全てのマリウポリ市民に、解散し、シェルターに向かうようお願いする。避難に関する追加的情報は、近々掲載する。現時点では、ロシア連邦との停戦確率と安全な人道回廊確保の協議が続いている」と伝えた。 これに先立ち、ヴェレシチューク氏は、ウクライナとロシアの間でヴォルノヴァハとマリウポリの2地点で、3月5日9時から人道回廊を設置することで合意に至ったと発表していた。ルートは、国際赤十字委員会(ICRC)の仲介で合意に至ったという。

Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-