ウクライナ国防相、戦況を報告

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レズニコウ・ウクライナ国防相は4日、ロシアの対ウクライナ侵略開始から9日目を迎え、ウクライナはロシア軍に反撃を続けているが、近々状況の転換が生じるだろうとし、それに向けて力を集結しなければならないと発言した。
レズニコウ国防相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。 https://www.facebook.com/reznikovoleksii/posts/360214399448251 レズニコウ氏は、「防衛開始から196時間。私たちは、ロシア占領者に反撃を与えて2週間目に入っている。今この時間、この日、状況の転換が生じている。転換の時間は、集結、個人の集中が必要だ。私たちの防衛者は、敵を大半の方面で止めた。いくつかの地点では、軍がカウンター攻撃を成功させた」と発言した。 同氏はまた、南部の状況は引き続き困難であり、数時間前には敵がザポリッジャ原子力発電所を攻撃したと報告した。同時に、ウクライナ側の闘争心は高く、敵は負ける運命にあるだろうと述べた。 ハルキウは、不屈の要塞として防衛されていると伝えた。 また、北部のスーミ州とチェルニヒウ州で戦闘が続いており、キーウを敵の包囲から防いでいると指摘した。 東部と南部では、あちこちでウクライナの人々が敵に反撃を加えているという。 レズニコウ氏は、「過去数日、多くの困難な決定が採択された。私たちは、軍を守るために行動せざるを得なかった。しかし、私たちは全ての領土を取り戻す。私たちは、痛みとともに、ロシアの砲撃で破壊された建物を見ている。私たちは、全て再建する」と強調した。 さらに同氏は、ウクライナ海軍の旗艦であり、修理されていたフリゲート「ヘチマン・サハイダチニー」は、同艦艦長が、敵に奪取されることを回避するために、沈没させる命令を下したと説明した。「勇敢な戦士と艦員一同にとって、それ以上に困難な決定は想像し難い。しかし、私たちは新しい艦隊を作る。現代的で強力な。今大切なのは、耐え抜くことだ。私はよく理解している。皆疲れており、多くの人が疲弊しており、損失にショックを受けている。まだこれから非常に苦しい時がくる。私たちは、多くの力と忍耐が必要だ。しかし、皆に言いたい。あなた方、ウクライナ人は、信じられない人々であるということを」と強調した。 これに先立ち、2月24日、ロシア軍は、ウクライナ領の侵略を開始。ロシア軍は、ウクライナの多くの町で火砲、多連装ロケットシステム、巡航ミサイルで、重要インフラや民間人居住区を攻撃している。 ウクライナでは、戒厳令が敷かれており、国民総動員が発令されている。

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