【ロシア侵略】ウクライナ安保会議書記、戦闘状況を説明
ウクルインフォルム
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は3日、過去24時間はロシア軍はどの方面でも大きく前進することができず、現在侵攻は止まっていると指摘した。
ダニーロウNSDC書記がフェイスブック・アカウントで報告した。
ダニーロウ氏は、過去24時間。ロシア軍はどの方面でも大きく前進することができず、侵攻は止まったと指摘した。また、同氏は、ベラルーシ首脳陣は、ロシア・テロ国家の共謀者として確認されているとし、複数の情報から、ベラルーシ領と同国軍がウクライナとの戦争で利用されていることが確認されていると伝えた。
さらに、ウクライナ軍の練度の高さから、ロシア側は「バルバロッサ2022」計画の失敗を認識し、戦術を変えて、キーウ、チェルニヒウ、ヘルソン、ハルキウといった町の民間人居住地や民間インフラへの大規模砲撃を始めたと伝えた、その際にはジュネーブ条約で禁止されている武器も利用されていると指摘した。特に、夜間に大都市の住宅地に対して砲撃するという戦術の割合が大きくなっているという。
同氏はまた、最もホットなのはオデーサ方面であるとし、他方で、他の場所同様、ウクライナ軍は、占領軍に対する準備ができていると指摘した。同氏は、「オデーサはウクライナだ! キーウは英雄的に防衛を続けている。引き続き、占領軍工作員の摘発と殲滅が行われている」と伝えた。
加えて同氏は、ロシア側は士気が下がっているが、ウクライナ側は反対に毎日士気が高まっていると指摘した。同氏はさらに、昨日ゼレンシキー大統領が人道・社会問題調整本部を設置したとし、同本部が支援問題に対処していくと伝えた。