占領作戦は15日間 ウクライナ国防省、露軍の侵略計画文書入手

占領作戦は15日間 ウクライナ国防省、露軍の侵略計画文書入手

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ウクライナ国防省は2日、逃走したロシア軍がウクライナ侵略計画に関する文書を獲得したと発表した。同文書は2022年1月18日に確定されたものであり、占領は当初、2月20日から3月6日までの15日間で行われる計画となっていたという。

ウクライナ国防省がフェイスブック・アカウントで発表した

国防省は、「ウクライナ軍の一部隊の活躍のおかげで、ロシア占領者は兵器のみならず、人員も失っている。彼らはパニックの中、秘匿文書も置き去りにしている。そう、私たちは、ロシア連邦黒海艦隊第810独立海兵旅団大隊戦術軍の部隊の一つの計画文書を入手した。その中には、作業地図、戦闘課題、コードネーム表、指揮統制シグナル表、秘匿指揮統制表、人員リスト等がある」と書いている。

そして、同省は、得られた情報から、ウクライナとの戦争計画文書は、2022年1月18日には確定されており、ウクライナ占領作戦は2月20日から3月6日にかけての15日間行われる予定となっていたと説明した。

発表には、「この敵部隊は、揚陸艦『オルスク』からステパニウカ1へと上陸し、さらにロシア軍第58軍の部隊、具体的にはロシア黒海艦隊第177独立海兵連隊と共に行動することになっていた。これら部隊の最終的目標は、メリトポリ市の包囲と占拠であった」と説明されている。

その上で国防省は、捕虜が訓練だと思っていたなどと言っても「信じてはならない!」とし、ロシアの兵は作戦を知っていたし、しっかりと計画し、準備していたのだと強調した。その上で、同省は、ロシア軍に対して、「立ち去れ、そして、引き続き機材と秘匿文書を置いていけ。それらは有益だ。ウクライナの防衛者にとっても、ハーグにとっても」と伝えた。


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