ウクライナはロシアとの協議を分析し、次回に向けて準備中=クレーバ外相
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は1日、前日のロシアとの協議の結果を分析し、次回に向けた主張を形成しているとしつつ、同時にロシアからの最後通牒は一つたりとも受け入れるつもりはない、と発言した。
クレーバ外相がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クレーバ氏は、「私たちは今、昨日のことと(ロシアにより)表明された主張について分析しているところだ。大統領には、昨日のやりとりについて、完全に、最小限の細部に至るまで報告されている。私たちは、自らの主張を定めているところであり、その後、必要に応じて次の協議に向けて準備していく」と発言した。
同氏は、ウクライナ側は、2回目協議は開催されるべきだと考えているとし、なぜなら、ウクライナは外交を信じており、この軍事紛争を外交的に解決する準備があるからだと発言した。
同時に同氏は、「しかし、ロシア連邦が自らの最後通牒のみ宣言する計画なら、私たちは、何があろうとも、協議には行かない。協議とは協議であり、私たちは、話をし、解決策を模索しようとしているのだ。私たちは、ロシアの最後通牒と気まぐれは履行しない」と強調した。
これに先立ち、28日、ベラルーシにてウクライナとロシアの代表団による協議が行われた。ゼレンシキー大統領は、同協議はウクライナの町が爆撃を受ける中で行われたとし、ロシアはそのような手段で圧力をかけようとしていると指摘している。