ビロディド柔道選手の優勝インタビュー

20日、バクー(アゼルバイジャン)で開催されている柔道の世界選手権で、17歳で柔道界世界最年少の金メダリストとなったダルヤ・ビロディド選手が勝利の感想を述べた。

ビロディド選手は、国際柔道連盟(IJF)の記者会見時のインタビューで、特に決勝戦前には、対戦相手の渡名喜風南選手がリベンジ戦を挑んでくることを理解し、強いプレッシャーを感じていたと述べた。

「言葉がありません。私は、起こったことをまだ信じられずにいます。私は、今シーズンにすでに2回、日本の渡名喜選手に勝っており、彼女が真剣にリベンジを欲していたことはわかっていました。私は、決勝戦の前には強いプレッシャーを感じていました。それを克服して勝つことが出来て、私は幸せです」と述べた。

インタビュー動画(英語)

また、ウクライナの柔道家、ビロディド選手は、バクーでの表彰台に上げてくれた全ての人たちへの感謝を伝えた。「ウクライナ国旗がもう一度頂点に掲げられたことをうれしく思います。今日、私は世界チャンピオンになりました。私はまだそれが信じられません。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。皆さんの応援を感じましたし、うれしかったですし、皆さんがいなければうまくいかなかったでしょう。そして、いつもそばにいてくれた大好きな両親とトレーナーにも心から感謝しています」。XSPORTが伝えた。

すでにウクルインフォルムが報じたように、9月20日、17歳のウクライナの柔道選手、ダルヤ・ビロディドがバクーで開催されている世界柔道選手権で金メダルを取得した。同選手は、女子48キロ級の決勝戦で、日本の渡名喜風南選手に勝利し、至上最年少の世界チャンピオンとなった。