ゼレンシキー大統領夫妻、尊厳革命犠牲者を追悼
写真・動画
ウクライナのゼレンシキー大統領夫妻は21日、「尊厳と自由の日」に2013〜2014年の尊厳革命(マイダン)時に亡くなった抗議者たちの追悼碑を訪れ、追悼を行った。
大統領府広報室が伝えた。
大統領夫妻は、キーウ市内の英雄「天国の戦士」通りにある追悼碑に追悼用の飾りランプを捧げた。
写真:大統領府
大統領夫妻の共同投稿には、「ロシアのような隣国に対して、自らの尊厳、自由、独立を守ることは、極めて困難な課題だが、しかし、それなくしてウクライナの人々は維持できない。そのため、ウクライナが生き続け、発展し続けるために、ウクライナ人が諦めないこと、原則的なことを守ること、自らの力によって歴史の流れを変えることが非常に重要なのだ。自分自身のため、私たちの国家のために戦う全ての人々に感謝する」と書かれている。
なお、ウクライナでは、11月21日は「尊厳と自由の日」と定められている。この日は、現代ウクライナの歴史における運命を定める大きな出来事、2004年の「オレンジ革命」と2013年の「尊厳の革命」という二つの革命の始まりを記念して、2014年11月13日付大統領令により制定されたものである。