キーウ警察、自家用車で運ばれていた自爆型無人機「シャヘド」を差し押さえ

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ウクライナ首都キーウの警察は4日、キーウ市民が自家用車の上部に固定されていた自爆型無人機を押収した。

5日、キーウ警察コミュニケーション課が公表した

市内にて車体上部に自爆型無人機「シャヘド」を固定された自家用車が民間人居住地にあることを示す映像を発見したと伝えた。

市内ダルニツィキー地区局の警察緊急捜査班と爆発物対処員が現場に急行したとある。

到着した専門家たちが無人機を調べたところ、固定されていたのは「シャヘド」型無人航空機で、弾頭は不活性化してある、つまり、市民の生命・安全に脅威をもたらさないものであることが判明したという。

車両の持ち主は、市民団体の代表を務める30歳のキーウ市民で、この無人機を博物館に渡す予定だったと説明しているという。

警察は、この無人機を追加調査実施のために押収し、状況の解明を続けていると伝えた。