ウクライナ偽情報対策センター、ロシアが日本の寿司店ブランドを利用した偽情報を拡散したと報告

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ウクライナの偽情報対策センターは13日、ロシアが日本の寿司チェーン店「寿司の美登利」のブランドを利用し、ロシア・ウクライナ戦争のテーマは飽きられている、とするナラティブを拡散しようとしたと報告した。

偽情報対策センター(国家安全保障国防会議(NSDC)傘下)がテレグラム・アカウントにて報告した

同センターは、8月10日、複数のロシアのマスメディアにて、寿司職人がウクライナ人女性の口を押さえたイラストとともに「話題を変えよう! 美味しい寿司について話そう!」と書かれた、同チェーン店の看板のように見える画像が掲載されたと伝えた。

センターは、本件につき、在日ウクライナ大使館とともに、寿司の美登利に「挑発的な看板についての説明を受ける」ために連絡したという。

そして、センターは、その後、寿司の美登利の公式ウェブサイトにて、同画像と同社の関係を否定する報告が掲載されたとし、「同社は、特定の国や人種に対する差別的思想や民族的敵意について一切持ち合わせておらず、同画像は同社と一切の関係がないものだと報告した」と伝えた。