【コロナワクチン世論調査】ウクライナの43%の回答者「接種の準備なし」

世論調査

ウクライナで行われた最新の世論調査では、コロナワクチンをすでに1回接種した、あるいは必要回数接種を終えたと回答した成人は36%。未接種者の間では、今後接種する準備があるとの回答は18%、準備がないとの回答は43%に上った。

2日、レイティング社が10月21日から23日にかけて実施した世論調査の結果を発表した

結果では、41%の回答者が、自身が新型コロナウイルスへ感染する可能性を心配していると回答、57%が心配していないと回答した。自身に近しい人物・親族の感染に関しては、77%が心配していると回答、23%が心配していないと回答した。

今年の春の時点の同様の調査結果と比べると、自身の感染を心配する者の数は若干減っている。また、これまでの調査同様、高齢者と女性の回答者の間で、感染を心配する回答が多かった。また、すでにワクチン接種を終えている者の間では、未接種の回答者と比べて、感染を恐れる回答が少なかった。

36%の回答者がすでにコロナワクチン接種を終えた(1回のみ、あるいは必要回数終了)と回答、18%がワクチン接種をする準備がある、43%が接種の準備がないと回答した。

また、厳しい都市封鎖(ロックダウン)を支持する声は、4月は65%、今回は54%と減少した。不支持は、4月は33%、今回は44%だった。

今回の世論調査は、レイティング社が被占領下にあるクリミアとドネツィク・ルハンシク両州一部地域を除くウクライナ全土にて18歳以上の人物2500名に対してCATI方式(Computer Assisted Telephone Interviews)で実施したもの。理論的誤差は、最大±2.0だと発表された。