露占領当局、拘束したクリミア・タタール人7名に罰金刑

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被占領下クリミア・シンフェローポリ市にて、ロシア占領政権当局は、11日に拘束したクリミア・タタール系住民7名に罰金刑を言い渡した。

市民記者ネットワーク「クリミアの連帯」が伝えた

報告によれば、占領政権裁判所は、「クリミアの連帯」のコーディネーターを務めるジリヴェル・メメトフ氏に対し、「大規模行事」組織により2万ルーブルの罰金刑を決定したという。

同時に、メメトフ氏は、裁判所に対して9つの要求をしたが、その内1つしか認められなかったと指摘した。要求したのは、検察の裁判への参加、通訳の要求、弁護士の裁判プロセス参加、音声・動画による裁判の記録、裁判プロセスの記録作成、報道機関のアクセス、証言者の参加であり、受け入れられたのは通訳に関するものだけだったとのこと。

その他、レシャト・パララモフ、レシャト・エミルセイノフ、ルステム・エミルセイノフ、ハフル、ミンハファロフ、エンヴェル・ムスタファイェフ、サディク・ウリンバイェフ、ルステム・シフバジンに対し、同様に「大規模行事」組織により、それぞれ5000〜2万ルーブルの罰金刑が言い渡されたと書かれている。

これに先立ち、11日、一時的被占領下ウクライナ領クリミア・シンフェローポリにて、いわゆる「イスラム解放党」裁判の「被告」となっている人物を応援するために集まった約100名のクリミア・タタール人の内15名が露占領政権当局により拘束、またその後、さらに5名が拘束されていた