バービン・ヤールにて祈祷 複数宗教団体代表者参加

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9月29日にナチス占領下のキーウ(キエフ)におけるユダヤ人を中心とする民間人の大量殺害「バービン・ヤール(バービー・ヤール)」から80年が経過することを受け、キーウ市内の追悼碑にて、ウクライナ正教会やユダヤ教団体代表者などによる祈祷が行われた。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ドロボヴィチ・ウクライナ国家記憶研究所所長は、「今日ここに、様々な信仰を代表する人々が、回顧し、追悼し、心にその感情を取り戻すために集まったことは非常に重要だ。私たちは、この空間、この時間に、軽蔑され、尊厳と権利を侵害された人々に少し近づいているのだ」と発言した。

写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム

祈祷は、エピファニー・ウクライナ正教会首座主教、スヴャトスラウ・ギリシャ・カトリック教会首位大司教、モーシェ・レウヴェン・アスマン・ウクライナ・キーウ・ラビ長が執り行った。

なお、同日、ゼレンシキー大統領も、バービン・ヤール追悼碑を訪れ、献花を行っている。