ウクライナ軍航空機墜落事故 ハルキウ市にて亡くなった士官候補生の告別式開催

写真

29日、ハルキウ市にて、25日のチュフイウ市における空軍輸送機墜落事故にて亡くなった士官候補生ヴィタリー・ヴィリホヴィー氏の告別式が行われた。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

告別式は、栄光のメモリアルにて開催され、親族、ハルキウ国立空軍大学、州行政府、教会関係者が参列した。

棺には、青・黄の国旗が被せられた。棺が自分の近くを通ると、大学内外の友人が話しかけていた。

大学関係者によれば、ヴィリホヴィー氏は生前、飛行士になる夢、国の軍事的、政治的情勢に対する関心を語っていたという。

写真:ヴャチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム

また、同氏の遺体は本日、埋葬のため、故郷のリヴィウ州ソスニウカへと送られるとのこと。

これに先立ち、9月25日、ハルキウ州チュフイウ近郊にてウクライナ空軍の輸送機An-26が墜落。乗っていた27人中(将校7人、士官候補生20人)25人が現場で即死、また重傷を負っていた1名が病院で死亡した。1名が現在治療を受けている。