政府庁舎にクリミア・タタール民族との連帯を示す映像投映

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18日、閣僚会議(内閣)と大統領府の建物に、クリミア・タタール民族との連帯を示す映像が投映された。

5月18日のクリミア・タタール民族追放犠牲者追悼日に合わせて実施されたもの。閣僚会議の建物には、「1944年5月18日、クリミア・タタール民族の虐殺」など、民族追放に関するメッセージが投映された。

写真:パウロ・バフムート/ウクルインフォルム

また、当時の記録動画も映し出されていた。

閣僚会議広報室は、この投映インスタレーションは、クリミア・タタール人に対するソヴィエト連邦・ロシア連邦政権の犯罪を皆に喚起するものであり、閣僚会議の建物には5月19、20日にも投映されると発表した。

また、ウクライナ外務省は、フェイスブック・アカウントにて、大統領府の建物にクリミア・タタール民族との連帯を示す民族旗とウクライナ国旗が投映されていると伝えた。

なお、5月18日は、ウクライナでは、1944年のクリミアからのクリミア・タタール人全民族の追放を喚起する「クリミア・タタール民族追放犠牲者追悼日」と定められている。