クリチコ・キーウ市長の仕事に満足42%、不満49%
世論調査
最新の世論調査の結果によれば、首都キーウ(キエフ)のヴィタリー・クリチコ市長の活動に満足している人は42%、不満だと考える人は49%であることがわかった。
17日発表のレイティング社がキーウ市にて実施した世論調査(2019年12月12~16日実施)の結果が発表された。
発表によれば、クリチコ市長の活動に満足している者は42%、不満に思う人は49%。この他、キーウ市議会の活動に満足している者は31%、不満は53%。市内公共交通機関への満足は43%、不満は48%。市内教育機関への満足は28%、不満は47%。市内公共サービス・医療サービスへの満足はそれぞれ23%、不満は70%と63%となっている。
また、キーウ市が全体として正しい方向に進んでいると答えた者は36%、誤った方向に進んでいると答えた者は38%であった(27%が無回答)。
過去5年間キーウ市内で「改善が見られる」との回答が多かったのは、公園・広場(70%)、道路状況(45%)、公共交通機関(30%)。これに対して、状況の悪化が見られるとの回答は、違法賭博ビジネス(38%)、違法建築(48%)、駐車(49%)、通りの渋滞状況(55%)の分野が多かった。
キーウ市で優先的に発展させるべき分野を問う設問では、医療施設(59%)が最も多く、住居・公共サービス(55%)、教育施設の発展(36%)、公共交通機関の質とアクセス(32%)、道路の質(31%)、ゴミ問題(27%)、汚職との闘い(24%)、違法建築(20%)、環境(18%)が続いた。
今回の世論調査は、レイティング社が2019年12~16日にキーウ市内にて有権者1000名に対して実施したものであり、理論的誤差は最大±3.2%だと発表された。