リャシュコ急進党党首に与党議員への暴行容疑伝達

ボリスピリ市検察は、オレフ・リャシュコ元最高会議(国会)議員(急進党党首)に対し、同氏がボリスピリ国際空港にてアンドリー・ヘールス現最高会議議員(人民奉仕者党)に対して暴力を振るった件の容疑を伝達した。検察は、裁判所にリャシュコ元議員の逮捕を求めている。

18日、キーウ州検察のマルヤナ・ハヨウシカ広報官がウクルインフォルムにコメントした。

同広報官は、「ボリスピリ市検察は、同市民に容疑を伝達した。現在、検察は裁判所に対して、元最高会議議員への未決囚予防措置選択について、保釈金設定のない拘禁を要請している」と発言した。

同広報官は、リャシュコ元議員の容疑は、刑法典第346条2項(公務員・民間活動家への脅迫・暴力)だと伝えた。

これに先立ち、11月6日、ボリスピリ国際空港にて、リャシュコ元議員がヘールス現議員(最高会議エネルギー・公共料金問題委員会委員長)のもとに詰め寄り、シャツを破く等の暴力を振るっていた。キーウ州警察が、本件について刑事捜査を開始していた。