ウクルインフォルム通信、オンライン報道機関の専門性基準の遵守調査で他2社とともに首位=モニター結果発表

マス情報研究所(IMI)が10月に実施した、オンライン報道機関18社の専門性基準の遵守のレベルのモニター調査にて、ウクルインフォルム通信、リーガ通信、ウクライナ・ウィークリー誌の3社が首位となった。

IMIがウェブサイト上でモニター結果を発表した

調査項目は、18社から各50の記事(合計900)をピックアップし、「見解のバランス」、「情報の正確さ」、「事実とコメントの区別」の3点から調査したものとのこと。

発表には、「モニター結果が最も良かったのは、ウクルインフォルム通信、リーガ通信、ウクライナ・ウィークリー誌であり、これにウクラインシカ・プラウダ通信、新時代誌、『週の鏡』紙が続いた」と書かれている。

また、2019年で4度目となる今回の調査では、IMIの専門家たちは、モニター対象を拡大したという。今回のモニターには、112.ua、ズナイ.uaを加えており、両者によりモニター全体の基準遵守の平均値が下がったと書かれている。例えば、「事実とコメントの区別」の項目は、第3回モニターの際の平均値95%から、今回は80%まで低下したという。

対象の18のオンライン報道機関は、以下のとおり。

オボズレヴァテリ(obozrevatel.com)、セヴォードニャ(segodnya.ua)、24チャンネル(24tv.ua)、TSN(tsn.ua)、ストラナ(strana.ua)、ウクラインシカ・プラウダ(pravda.com.ua)、112(112.ua)、ズナイ(znaj.ua)、RBC(rbc.ua)、ウニアン(unian.com)、ゴードン(gordonua.com)、新時代(nv.ua)、リーガ(liga.net)、ウクルインフォルム(ukrinform.ua)、週の鏡(zn.ua)、センサー(censor.net.ua)、ウクライナ・ウィークリー(tyzhden.ua)、インターファクス・ウクライナ(interfax.com.ua)

また、今回の調査は、米国国際開発庁(USAID)のプロジェクト「ウクライナのメディア・プログラム」を通じて提供されたサポートにより実施できたと書かれている。